- ダイエット中だけど、ドーナツを食べたい…!
- ダイエット向きのドーナツを食べてみたけど、やっぱり違う…。
- ドーナツを我慢しなくても痩せられる方法なんてないかな…?
この記事ではそれらの悩みを解決します。
本記事の信頼性
この記事を書いている私の経歴は以下の通りです。
- 独学でダイエットを学び、5ヵ月で13キロの減量に成功
- 産後10キロ太った妻を、5ヵ月で10キロ減量させることに成功
- 夫婦ともに、ダイエット成功後リバウンドなし(2020年1月現在で約1年経過)
ダイエット中だとしても、ドーナツのような高カロリーなものを食べたほうがむしろいい場合があります。
高カロリーなものを食べることで、ダイエットの挫折率が低くなり、かえって痩せるスピードが上がる可能性があるからです。
実際私も、ダイエット中、ミスタードーナツで1日4個も食べることが何度もありました。そんな食事をしながらでも5ヵ月で13キロ痩せ、同じく妻も10キロ痩せました。
この記事を読めば、ダイエット中に大好きなドーナツを食べつつ、無理なく効率的に痩せられるようになりますよ。
ダイエット中もドーナツを食べてもOK【理由と根拠】
ダイエット中でもドーナツを食べていい理由は大きく二つあります。
理由は以下のとおりで、一つは肉体的、もう一つは精神的な理由です。
①たまに食べることでかえって痩せやすくなる
②好きなものを我慢してのダイエットは続かない
たまに食べることでかえって痩せやすくなる
ダイエット中は、食事制限をする日々が続きます。
ですが、そのような日々の中、たまにドーナツのような高カロリーな食品をたくさん食べるようにすることで、むしろ痩せやすくなります。
カロリー制限でカラダは命の危機を感じる
人のカラダは長期間カロリー制限をすると、基礎代謝が大幅に落ちるため、カロリー制限の日々が続けば続くほど痩せにくくなります。
これは人間のカラダが、長期間のカロリー制限に命の危機を感じ、省エネモードに入ってしまうからです。
カラダ「あれ?ここ最近、カロリーが全然摂れてないぞ?」
カラダ「もしかしたら食料を確保できない状況なのかも…。もしこの状況が続くとしたらヤバいな…。最悪死ぬかも」
カラダ「よし!カロリーがまた摂れるようになるまで、省エネモードだ!」
こんなイメージですね。
省エネモードになったカラダは、基礎代謝が驚くほどに落ちます。
その結果、毎日食欲や誘惑と闘いながらカロリー制限をがんばっているのにも関わらず、全く痩せないとことが起こるのです。
カロリーを大量に摂ると省エネモードが解除される
そのようなカラダの状態で大量のカロリーを摂ると、カラダは省エネモードを解除します。
カラダ「あれから約10日間、全くカロリーが摂れてない…。これはもういよいよヤバいかも…」
カラダ「そう思ったら、今日は食べ物が入ってきたぞ?いや、でもまだこの程度のカロリーじゃ安心できない、まだ省エネモードは継続だ!」
カラダ「そんなこと考えてたら、どんどん食べ物が入ってきた!むしろ食べ過ぎなくらい入ってきた!」
カラダ「ということは、もう食料が確保できるようになったってことだな!安心できたから、省エネモードは解除だ!」
こんなイメージですね。
省エネモードを解除したカラダは基礎代謝が元に戻るため、翌日から再びカロリー制限をすることで、スムーズに痩せていくようになります。
これが、ダイエット中、たまにはドーナツなどを食べた方が痩せる理由です。
好きなものを我慢してのダイエットは続かない
好きなものを我慢するダイエットは、精神的にかなり辛いです。
そのため、ダイエットを続けること自体がとても難しくなります。
また仮に好きなものを我慢するダイエットに成功できたとしても、ダイエット成功後、それまで我慢していた欲求が爆発してリバウンドするということが起こりやすくなります。
糖質制限ダイエットにチャレンジしたときの私がまさにそうでした。
数週間、大好きなごはんを一切やめた結果、実際数キロ体重は落ちましたが、やはり大好きなごはんをやめられず、その後リバウンドしてしまいました。
リバウンドを避けるためにも、ダイエットをカンタンにするためにも、好きなものとは上手に付き合っていくべきです。
ドーナツを食べながらダイエットに成功するためのルール【3つ】
次は、具体的にドーナツを食べつつ痩せるための具体的なルールを説明します。
いくら好きなものを食べてもいいといっても、ダイエットが目的である以上、ある程度のルールはあります。
といっても、ルールはたったの3つです。
3つのルールを守ることで、ダイエット中に好きなものを食べる、食べることでむしろ痩せやすくなるという状況を作り出すことができます。
ルールは以下の通りです。
- 普段はカロリー制限を心がける
- 7~10日程度に一度、好きなものを自由に食べる【チートデイ】
- 普段は健康的な食事を心がける
普段はカロリー制限を心がける
前提として、普段のカロリー制限は必須です。
ダイエットにおいて、総消費カロリー>摂取カロリーを守らず痩せる方法というのは存在しないからです。
また、普段カロリー制限をしておくからこそ、好きなものを食べることがダイエットに活きてきます。
理由は次の項目で説明します。
7~10日程度に一度、好きなものを自由に食べる【チートデイ】
7~10日程度に一度、ドーナツなどの好きなものを食べましょう。
また、食べると決めた日は、ドーナツに限らず、好きなものを好きなだけ食べてOKです。
・ちなみに、このようにダイエット中に好きなものを好き放題食べる日のことを「チートデイ」と呼びます。(以下では、この日のことをチートデイと記載します。)
ほんとにそんなことしていいの!?ダイエット中なのに!?
と思うかもしれません。実際、ダイエットに成功する前の私もそう思いました。笑
ですが、考え方が逆です。
この日に好きなものを好きなだけ食べておかないと、私たちのカラダは安心できず、省エネモードを解除しません。
カラダ「少し食事が入ってきたけど、この程度じゃ安心できないな…。明日はまた食事が入ってこないかもしれないから、まだ省エネモードにしておこう」
といった感じにです。
長期間のカロリー制限で心配性になったカラダを安心させるためには、とことんカロリーを摂る必要があります。
そのためには、とにかくたくさん食べなければならないのです。
実際、私と妻がダイエット真っただ中のときは、朝からミスタードーナツでドーナツを3~4個、お昼にはラーメン、夜は寿司、さらにポテチやチョコレートといった、とにかくハイカロリーなものを食べていました。
参考までに、ダイエット中に私たち夫婦が実際に実践していたペースをご紹介します。
目安として見ていただきながら、自分の体質や体調、生活パターン、体重の減り具合などを見ながら、カロリー摂取量を調節してみてください。
つかさの場合
- 身長 171cm
- 体重 71kg(※チートデイを取り入れ始めた当時の体重)
- 日々の摂取カロリー 1000キロカロリー前後
- チートデイのスパン 7日前後
- チートデイの摂取カロリー 3000~5000キロカロリー前後
妻の場合
- 身長 166cm
- 体重 65kg
- 日々の摂取カロリー 1000キロカロリー前後
- チートデイのスパン 7日前後
- チートデイの摂取カロリー 2500~4500キロカロリー前後
上記がダイエット中のチートデイパターンでした。
このペースを続けた結果、私は5ヵ月で13キロ、妻は10キロの減量に成功しました。
普段は健康的な食事を心がける
痩せるためには、カロリー制限と同じくらい、栄養も大事です。
しかし、カロリー制限の日々とたまのチートデイを繰り返していると、どうしても栄養が偏ったり、健康的でない食事になってしまったりします。
ですので、普段はできる限り健康的な食事を心がけましょう。
そうすることで、チートデイに体に悪いものを多少食べたとしても、健康に大きな影響を与えることはありません。(もちろん限度はありますが)
ちなみに健康的な食事とは以下の食材が含まれた食事を指しています。
参考にしてみてください。
- 野菜全般
- 果物全般
- 肉・魚・たまご・大豆類などのタンパク質
- 炭水化物(じゃがいも・かぼちゃ・さつまいもなど)
- 発酵食品(ヨーグルト・納豆・キムチ・ぬか漬けなど)
- 脂質類(アボカド・くるみ・オリーブオイル・ココナッツオイルなど)
チートデイの注意事項
ここまで3つのルールについて説明してきました。
しかし、じゃあさっそく実践してみよう!と思って実践し始めると、様々な疑問や心配にぶつかります。
チートデイがダイエットにとって逆効果にならないためにも、事前に注意すべき点を頭に入れておきましょう。
注意点を知っておけば、チートデイの実践の仕方はほぼマスターしたようなものです。
事前に決めておく
チートデイは、必ず事前に決めておきましょう。
事前に決めておくことで、気持ちにメリハリがつき、普段のカロリー制限や健康的な食事をより心掛けられるようになります。
また誘惑にも強くなります。
「お菓子を食べたいけど、○日には好き放題食べられるから今日は我慢しよう!」
「○日まで食事制限と健康的な食事をがんばって、○日にはドーナツを好き放題食べよう!」
といったような気持ちになるからです。
反対に食べる日を決めておかないと、気持ちのメリハリがつかず、今日食べる日にしちゃおっかなと考えてついお菓子を食べてしまったり、いつまでカロリー制限をがんばればいいのかが曖昧になり、食欲が増してしまうからです。
そうならないためにも、食べる日は必ず事前に決めておきましょう。
翌日の食欲は増す
好きなものを好きなだけ食べた日の翌日は、食欲が増します。
これは、ドーナツなどの高糖質・高脂質な食べ物は、脳にまるで麻薬のような強い興奮を与える効果があるためです。
そのため、食べて1~2日程度は強い食欲を感じます。
ですが、カロリー制限と健康的な食事を心がけていれば、食欲は自然と落ち着いていきます。
翌日の体重は増える
チートデイの翌日の体重は、引くほど増えます。
ボクも妻も、3~4キロぐらい増えていたこともあります。笑
ただこれは決して太ったわけではなく、飲んで食べた分の重さが自分の体重にプラスされただけなので、心配する必要はありません。
増えた体重は、早ければ2~3日、遅くとも5~6日程度で元の体重に戻ります。
ですので、増えた体重を心配しすぎず、たんたんとカロリー制限と健康的な食事を心がけていきましょう。
最初すごく心配
ダイエット中に好き放題食べるということを、いざ実践しようとすると、とても心配になります。
ほんとにこれで痩せられるの…?
もし太ったらどうしよう…。
私自身も初めてチートデイを実践したときは、本当にビクビクしていました。
ですがチートデイを実践してみて太ることは一度もなかったため、この心配や不安というのは本当にムダに終わりました。
ですが、この心配は、実践してみて、実際に痩せることを体感しなければ解消されないかと思います。
ですが実際にやってみたら、それまで停滞していた体重が驚くほどにスルスルと落ち始めたので、「なんてすばらしい方法なんだ!」と感動しました。笑
最初はビクビクしてなかなか思い切って食べられないかもしれませんが、一度思い切って好きなものを好き放題、お腹いっぱいになるまで食べてみましょう。
日頃カロリー制限してるからこそのチートデイ
「今週はカロリーオーバーすることが多かったけど、今日は食べる日って決めてたから食べる!」はNGです。
日頃カロリー制限をしていて、たまに食べるからこそダイエット効果が期待できるのです。
カロリー制限をしていない状態でさらに食べたら、それはただの食べ過ぎになります。
当然太ります。
カロリーオーバーな日が続いた時には、予定していた食べる日を取り消し、先延ばししましょう。
チートデイじゃなくてもドーナツを食べたい!ときの対処法【5つ】
ここまで、ダイエットを効率的に進めつつ、ドーナツなどの好きなものを食べる方法を説明してきました。
ですがダイエット中においては、チートデイでなくとも、どうしても食べたくなる時もありますよね。
最後にそんなときの緊急対処法をお伝えします。
ただここで説明するのはあくまで緊急対処です。
ここに書いたことをやれば、いくら食べてもOKというわけではありませんので、その点は誤解のないようにしてくださいね。
炭水化物を減らす
ドーナツはとても高カロリーです。
たった1個で300キロカロリーも500キロカロリーもあったりします。
そのため、いつもの食事プラスドーナツを食べると、カロリーオーバーになる可能性が非常に高いです。
ですので、カロリーオーバーを避けるために、ごはんやパンなどの炭水化物類は減らしましょう。
炭水化物類を減らすことで、カロリーのバランスをとれるようになり、カロリーオーバーを避けられます。
低糖質野菜を食べる
ドーナツのような高カロリーな食べ物には、食欲を増す効果があります。
反対に、低糖質野菜には食欲を正常に戻し、満腹感を高めてくれる効果があります。
そのため、ドーナツを食べた日には低糖質野菜をたくさん食べるようにすることで、おかしくなった食欲が正常に戻され、カロリーオーバーを防げます。
低糖質野菜であればなんでもOKですが、オススメは、レタス、キャベツ、ブロッコリー、水菜、白菜などの生で食べられる野菜です。
脂質は少なめに
ドーナツは脂質(油)が多いため、いつも通りの食事にプラスしてドーナツを食べると、カロリーオーバーになる可能性があります。
脂質はダイエットに必要な栄養素ではありますが、カロリーも高いため、ドーナツを食べた日には脂質の摂取は少なめにしましょう。
例えば、ダイエットと健康のためにオリーブオイルを毎日使っているといった場合は、ドーナツを食べた日に関しては、オリーブオイルの使用は避けた方がよいかもしれません。
他の食事の脂質とのバランスをみてカロリーを調整していきましょう。
チートデイを先延ばしする
チートデイじゃないのに、ついたくさん食べちゃった!というときは、その日をチートデイとして扱い、予定していたチートデイを先延ばししましょう。
チートデイは、日頃のカロリー制限あってこそのチートデイです。
カロリー制限なしの頻繁なチートデイはただの食べ過ぎになります。
例えば、次の日曜日をチートデイの予定としていたのに、今日(水曜日)に食べちゃった!というときには、翌週の水曜日や日曜日にチートデイをずらしましょう。
そうすることで、食べ過ぎちゃった日もうまく活用しつつ、 チートデイの効果をちゃんと引き出せます。
維持カロリーを守る
極端な話、ドーナツをいくら食べたとしても、総消費カロリー=摂取カロリーを守ってさえいれば、太ることはありません。
ドーナツをたくさん食べてしまったというときには、1日の中で総消費カロリー=摂取カロリーを守り、体重の維持を図りましょう。
体重を維持しつつ、カロリー制限する日を適度に続けていければ、いつか必ず痩せていくからです。
ただドーナツ自体にほとんど栄養はなく、基礎代謝を下げたり、食欲を暴走させる効果があるので、この方法を頻繁に使うのはオススメしません。
他の方法と同じように、あくまで緊急対処として使うようにしましょう。
まとめ
この記事ではダイエット中にドーナツを食べながらでも痩せられる方法を説明してきました。
まとめるとこんな感じです。
- ルールを守ればダイエット中もドーナツは食べてもOK
- むしろ無理なくスムーズに痩せられる効果が期待できる
- ルールを守らず食べるドーナツはただの食べ過ぎ
- ルールと注意事項に気を付けて食べれば、ダイエットは上手くいく!
現代の日本の食文化の中でダイエットに成功するには、好きなものを断つことで痩せるのではなく、上手に付き合いながら痩せていくことを考えた方が現実的です。
ドーナツを始めとした、自分の好きなものと上手に付き合いながらダイエットを成功させましょう!
チートデイについてもっと知りたい人は
また、チートデイについてもっと知りたい!という方は以下の記事もおすすめです。
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