
- 痩せたいならやっぱりランニングが一番だよね?
- 痩せるためにはどのくらい走ればいいの?
- 走らないで痩せる方法なんてないかな…?
この記事では、そんな疑問にお答えします!

こんにちは!つかさです!
本記事の信頼性
この記事を書いている僕の経歴は以下の通り。
- 独学で、5ヵ月13キロのダイエットに成功
- 産後10キロ太った妻を、5ヵ月で10キロ減量させることに成功
- 夫婦ともに、ダイエット成功後リバウンドなし(2020年1月現在で約1年経過)
痩せるために走ろう!というのは、ダイエットをしようと決意した人は誰もが一度は思ったことではないかと思います。
ですが、実は、痩せるために走るというのは、最善の方法ではありません。
というかむしろ、最悪の方法になりかねない場合すらあります。
実際、私も過去に何度も失敗してきたダイエットでは、毎回ランニングをしていました。
ですが、全然体重は落ちず、挫折を繰り返してきました。
この記事では、なぜ痩せるために走るのはよくないのか、走るのをやめる代わりに何をすべきなのかを説明していきます。
この記事を読めば、辛いランニングをすることなく痩せる方法に取り組めるようになりますよ。
「痩せるために走る」のは絶対オススメしない【理由6つ】
結論から言えば、痩せるために走るのはお勧めしません 。
理由は以下の6つです。
食欲が増す
長時間のランニングは、肉体的にも精神的にも、食欲を増す効果があります。
過去にダイエットのために走ったことがある人なら、経験があるのではないでしょうか?
「走ったらお腹すいた …。何か食べたい…」
「今日はいっぱい走ったから少しくらい食べてもいいよね…?」
これらの食欲は、長時間のランニングが原因によるものです。
この食欲に負けて、何かを食べたとしたら、多くの場合、走って消費したカロリーはプラスマイナスゼロ、最悪プラスです。
ケガする
実はランニングは、ケガが多い運動のひとつです。
ランニングは、思ったている以上に膝や足首などに負担のかかる運動だからです。
普段走り慣れてないような運動不足の人であったり、太ってる人なら尚更その負担は大きくなります。
また競技場や芝の上を走るならまだしも、素人がダイエットのために走る場合、大抵は自宅周りのアスファルトです。
そんな状況で走ったら、間違いなく膝や足首を壊します。
ケガをしたら当然走れなくなりますし、日常生活でも体を動かすことがなくなり、結果さらに太ります。
もし仮に走るための万全な準備をしていたとしても、その他の理由から、痩せるために走るのはお勧めしません。
太りやすくなる
長時間のランニングは、むしろ太りやすくなる可能性すらあります。
長時間の有酸素運動には、内臓脂肪がつきやすくなるホルモンを出し、体脂肪を燃やしてくれるホルモンを減らす効果があるといわれているためです。
ようするに、走れば走るほど内臓脂肪がつきやすくなり、しかも痩せにくくなっていくということです。
この理由だけでも、十分痩せるために走ってはいけない理由になるかと思います。
大変で面倒
一口に走るといっても、走るというのはとにかく大変で面倒です。
実際に走る前の準備から走った後までのイメージをしてみてください。
自宅に帰って、ジャージに着替えて、靴を履いて、準備体操をして、それからやっとランニングに移ります。
そこからしばらく走り、走り終えたら汗をかいているので、シャワーを浴び、そこから着替える。
人によってはそこから夕飯をつくります。
ここまで一体どのぐらいの時間と労力がかかっているでしょうか。
これを毎日続けられるような時間と体力に余裕がある人であればともかく、仕事で疲れて帰ってきて、色々やるべきこともやりたいこともある中、続けられる人はなかなかいないのではないのでしょうか。
労力のわりに痩せない
ランニングは労力の割にやせません。
ランニングによる消費カロリーはそこまでじゃないからです。
仮に体重60キロの女性が1時間走ったとしても、消費カロリーは300〜400ぐらいにしかなりません。
これを1ヶ月毎日欠かさず続けたとしても、燃える体脂肪は、たった1〜2キロです。
1~2キロも減るならいいんじゃない?という人もいるかもですが、毎日ランニングのための時間を確保して、ランニング後の食欲にも負けず、走り続けた場合の計算です。
どんな状況でも走り続けられる体力と精神力に余裕があるのであれば、可能かもしれませんが、多くの人の場合、難しいと思います。
ちなみに過去の私にもその体力と精神力はなく、たった1~2週間ほどで挫折しました。
痩せるために走るよりやるべきこと【2つだけ】
ここまで走るのはオススメしない理由を説明してきました。
じゃあ痩せるためには何をしたらいいの?と思いますよね。
痩せるためにした方がいいことは、大きく以下の二つだけです。
カロリー制限
「総消費カロリー」より「摂取カロリー」が多ければ痩せることはあり得ません 。
走って痩せるのは、「総消費カロリー」を増やして痩せるという考えです。
カロリー制限で痩せるのは、「摂取カロリー」を減らして痩せるという考えです。
なぜ走ることよりカロリー制限の方がオススメなのかというと、1時間がんばって走って300キロカロリー分の消費を増やすより、食事の量を少し減らして、摂取カロリーを減らした方が簡単だからです。
例えば、一日三食食べている人が300キロカロリー減らそうと思ったら、一食ごとに食べていたごはんの量を、コンビニおにぎり半分程度ごはんの量を減らせばいいだけです。
300キロカロリー減らすために、「1時間走る」のと「一食あたりのごはんの量を少し減らす」のとで、どちらが毎日続けられそうでしょうか。
多くの人の場合は、ごはんを減らす方ではないかと思います。
中には走る方がいい!という方もいるかもしれませんが、私はカロリー制限の方がカンタンだと思うので、カロリー制限をおススメしています。
健康的な食生活
健康的な食事には、痩せやすいカラダを作ってくれる効果を期待できるほか、食欲を自然と抑えられる効果が期待できます。
人間のカラダは、十分な栄養を摂ることで痩せやすいカラダになります。
栄養を摂ることで、人間のカラダが持つ様々な機能が活発に働くようになるからです。
しかしお菓子やジャンクフードといった不健康な食事には、体を正常に動かすための栄養がほとんど含まれていません。
そのため、お菓子やジャンクフードばかり食べている人は、いくら頑張って走ったり運動したりしたとしても、なかなかスムーズに痩せられないことが多いです。
もちろん絶対に無理というわけではないですが、健康的な食事をしている人と比べたら、時間がかかることが多いと思います。
では実際どういった食事をすればいいかというと、具体的なポイントは次の三つです。
野菜と果物をたくさん食べる
野菜とフルーツを積極的に食べましょう。
野菜やフルーツ類には、食欲を自然な状態に戻してくれる効果が期待できるほか、栄養がたくさん含まれ、しかもカロリーもとても低いです。
そのため野菜やフルーツを食べるようにしていると、日頃から摂取カロリーが抑えられ、たくさんの栄養も取れるようになるため、自然と痩せていきます。
食べるときのコツは、色んな種類の野菜やフルーツをと食べるようにすることと、高カロリーな野菜(さつまいもやかぼちゃ)の食べ過ぎにだけ注意することです。
このコツを抑えておくだけでも、自然と痩せていくはずです。
糖質・タンパク質・脂質を摂る
いわゆる三大栄養素と呼ばれる、糖質・タンパク質・脂質を、カロリー制限の範囲内で適度に摂りましょう。
近年糖質制限ダイエットが流行っていることから避けられがちな糖質も、実は痩せるためには必要な栄養素です。
タンパク質は、肉や魚、たまごなどのことで、筋肉を維持したり、肌や髪の元となるため、タンパク質不足のダイエットを続けると老けます。
また最後の脂質についても、肌の潤いや痩せるホルモンを作る材料となる大事な栄養素です。
女性の場合、脂質不足が続くと生理不順になってしまう場合があります。
健康的かつスムーズに痩せるためには、栄養がとても大事です。
「とにかく食べなければ痩せられる」、という考えは間違いなので、そういったダイエットは絶対にやらないでください。
お菓子やジャンクフードを減らす
チョコレートやポテチといったお菓子、ハンバーガーやピザといったジャンクフード、ケーキやアイスといったスイーツには、食欲を増やし、痩せにくいカラダを作る効果があります。
これらの食品には、人間の脳とカラダを異常に興奮させるほどの砂糖・塩分・脂質が含まれているからです。
そのため、いくら健康的な食事を心がけていたとしても、 これらの食品を減らしていかない限り、ダイエットは失敗します。
ゼロにする必要はありませんが、全体の食事量の1~2割程度を目標に、徐々に減らしていくことをおススメします。
走らなくても月1~2キロは痩せられる
カロリー制限と健康的な食事を意識するだけで、月1~2キロは痩せられるはずです。
ただ月1~2キロというと、少ないように感じる人もいると思います。(過去の私も同じように感じました)
ですが、よく考えてみてください。
月に1~2キロというと、3カ月で3~6キロ、半年で6~12キロです。
走ったりジムに通ったりすることなく、多少のカロリー制限と健康的な食事を意識するだけで、半年で6~12キロも痩せられたら、やる価値はあるのではないでしょうか。
痩せるために走るはNGだけど筋トレはオススメ
ここまで走るのはNGと言ってきましたが、全ての運動がNGなわけではありません。
特に、筋トレはオススメです 。
なぜかというと、筋トレにはダイエットのために得られるメリットが大きいからです。
ダイエットに筋トレがオススメな理由【6つ】
筋トレをおススメする具体的な理由は、以下の6つです。
代謝を高めてくれる
筋トレをすると、筋トレをしたときにカロリーが消費されるだけでなく、筋トレをした後の24~72時間の基礎代謝が高まると言われています。
運動をしていないのにも関わらず、体脂肪が燃え続けてくれるようなイメージですね。
その効果はそこまで極端に大きいわけではないのですが、普通に生活しているだけで痩せられると考えれば、大きなメリットだと思います。
食欲を抑えてくれる
長時間のランニングが食欲を増加させるのに対して、適度な筋トレは食欲を抑えてくれます。
そのため、日々無理のない範囲で筋トレをこなしていけば、自然と摂取カロリーを少なくすることができます。
引き締めてくれる
筋トレをすると、カラダの見た目が引き締まります。
しかも、早ければ1週間ほどで見た目は変わります。
この見た目の変化がすぐに得られるというのは、実はとても大事なことです。
やはりがんばった成果が目に見えないと、どうしてもやる気というのは落ちてしまうからです。
カロリー制限だけだとなかなかそうした見た目の変化は見えにくいので、そういった意味でもこの効果はとても良い効果です。
リバウンドしにくくなる
ダイエット成功後のリバウンドの原因の一つが、ダイエットによる筋肉量の減少です。
ダイエット中というのは、人間のカラダの性質上、体脂肪とともに筋肉も落ちるようにできています。
しかし筋肉が落ちてしまうと、基礎代謝が下がってしまうため、太りやすい体質になります。
ですが筋トレは、筋肉量の減少を防いでくれます。
もちろん全く減らなくなるわけではありませんが、やらないよりはやった方が確実にリバウンドはしにくくなります。
たった1分でも効果が出る
長時間走らないと目的の効果が得られないランニングに対して、筋トレは短時間でも効果が得られます 。
たった30秒、1分の筋トレでも、見た目は引き締まりますし、食欲や代謝にも影響を与えてくれます。
私自身も、ダイエットを初めてから今日まで、5分以上の筋トレはしたことがありません。
それでも痩せられましたし、見た目もそこそこに引き締めることができました。
自宅で完結できる
ダイエットのための筋トレ程度であれば、全て自宅内で完結できます。
ジムに通う必要もありませんし、ジムに通うために化粧をしたり着替えたりする必要もありません。
好きな時間に自由な格好で、しかもたった数分で終えらます。
ダイエットにおいて、「毎日無理なく続けられる」ということはとても重要な要素のひとつであるため、自宅内で完結できるというのはとても大きなメリットです。
筋トレは女性にもオススメ【マッチョにならない】
筋トレしても、マッチョにはなりません。
特に女性はカラダが引き締まって、むしろいい感じになります。
たまに、「筋トレをすると筋肉がついて太くなるからやらない」という女性がいますが、誤解です。
筋トレで筋肉を太くするためには、ボディビルやアスリートがやっているようなトレーニングと、総消費カロリーを超えるレベルのカロリーと栄養を摂らなければいけません。
そのため、日々の摂取カロリーを抑えつつ、筋トレ初心者がする筋トレ程度では、マッチョになりたくてもなれません。
その程度では、カラダが引き締まる程度です。
ちなみに女性の場合、いきなり筋トレは辛いという方もいると思うので、そういった人は、最初はストレッチなどから始めるのもおススメです。。
まとめ

最後に記事をまとめます!
まとめるとこんな感じ。
- 痩せるために走るのはおすすめしないよ!
- 痩せたいなら、走るよりカロリー制限と健康的な食生活を!
- 筋トレはダイエットにオススメ!(男女関係なく)
走れば痩せる、走らなければ痩せられないと思っていた方はかなり多いのではないでしょうか。
過去の私自身も、「走れば痩せる」と信じていた一人です。
しかしその間違いに気づき、カロリー制限と健康的な食事をメインにしたダイエットを実践したところ、ダイエット期間中に一切走ることなく、5ヵ月で13キロの減量に成功しました。
痩せるために走ろうと思ってこの記事を読んできた方にとっては、決意を折る内容であったかもしれません。
ですが、そのエネルギーをカロリー制限と健康的な食事に注いでいければ、ダイエットは必ず成功するはずです。
走るのではなく、食事を見直すことから始めてみましょう。
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